SDカードのフォーマットされていませんエラー解決します
SDカードのトラブルで最も多いエラーの一つです。
このエラーが発生したら必ずフォーマットを行わず「キャンセル」または「いいえ」をクリックして下さい。
決してフォーマットを行わないで下さい。
エラー発生のケース
- ハードウェアの取り外しを行わず抜いた
- スタンバイから戻ったらエラーが出た
- ブルーレイレコーダーで利用してからエラーが出た
- 他のカメラで利用してからエラーが出た
- 今まで使えていたのに急に出た
「フォーマットする必要があります」で、やってはいけないこと
1.フォーマットを行う
フォーマットを行ってもデータは表示されません。
復元を難しくしてしまうこともありますので、行わず当社へお送り下さい。
2.何回も繰り返して抜き差しを行う
抜き差しを行うと呼び出しできると思われる方もいらっしゃいますが、何度行ってもエラーが消えることはありません。
カードの状態によっては更に状況を悪化させます。抜き差しは行わないよう注意して下さい。
また、携帯ショップやカメラ店に持って行っても、呼び出しできない状態のカードを扱うことが出来ませんし、チェックのため何度かカードの抜き差しを行ってしまうのでオススメできません。
発生原因の一例
このエラーは郵便を例にすると、データを配達する住所録が壊れたとき発生するエラーです。
通常は、住所録を目処に配達(データ)のやりとりを行います。
それが壊れる(無くなる)と、配達(データの呼び出しや書き込み)が出来なくなってしまうためエラーが表示されます。
この場合、住所録が駄目になっただけなので、住所先は壊れずに残っているということになります。
と、いうのが他サイトでよく紹介されている内容です。
しかし・・・
フラッシュメモリーの場合、一部壊れると周辺も壊れることがあります。
また、管理情報が壊れるだけで「フォーマットする必要があります」が起きているだけではありません。
セクターエラーや、機械的に壊れている箇所が有るためエラーが表示されることがあります。
フォーマットされていませんと言うエラーの場合、色々な要因要素によって発生します。
安易に考えず、慎重に取り扱うようご注意下さい。
復元ソフトを使えば、ほとんど復元できるという嘘
「フォーマットさていません」というエラーはいろいろな要因から起きています。
人間の「背中が痛い」を例にすると。
データ復元の場合ネットに書かれている情報の大部分は「シップを貼れば直ります」程度のものです。
ところが背中の痛みは肝臓、膵臓、心臓が原因の場合もあります。
確かに筋肉痛など疲労から来るものも有るでしょう。
もし筋肉痛でなく、湿布を貼って放置したら・・・最悪な状況が来てしまいます。
自己責任で解決することを否定していません。
ただ、自分で行って失敗しても業者がリカバリーしていくれるだろうという考えはやめてほしいのです。
更に状況が悪化したらプロであっても対応出来ないことが有るからです。
自信が無ければ当社にご依頼いただくのが一番です。
復元できなければ費用はいただきません。
もし「フォーマットさていません」というエラーが出たら当社にご相談ください。
ネットの情報を鵜呑みにしないで
このエラーが発生して、自分で復元ソフトや初期化を行い、どうすることもできなくなり弊社に依頼するケースが後を絶ちません。
このエラー、ネットで調べると管理情報が壊れて・・・という記述が多く見受けられます。
また一部サイトではフォーマットを行うとデータが読めるようになるという誤った記述もありました。
その情報を鵜呑みにして、自己解決をすべく処理を行い続け復元できなくなるケースが目立ちます。
本当に必要なデータであれば当社に依頼するか、自己解決するなら慎重に取り扱う必要があります。
復元作業は時間をかけないよう、一発勝負の気持ちで行ってください。
フラッシュメモリの場合、フォーマットされえいませんというエラーは決して軽微な障害ではありません